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あの娘ぼくがブログ書いたらどんな顔するだろう

3歩進んでは2歩下がってしまう25歳ゲイのブログ

Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験 | VRで「感じる」ビョーク

今週は暑い日の後に涼しい日が続いたり、雨が振ったり、雷がごろごろしていたり。なかなか大変でしたね。ヘンテコな天気にリズムを崩さないように、みなさんも体調にはお気をつけください。(ヘンテコな天気の後に出ていた虹)
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金曜日。友人に誘われて日本科学館で開催されている「Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」に行ってきました。感想を率直に書き表すと「やっべえぞ!!!!!!!!!!!もしかして!ここ!ビョークの口のなか!?!?ビョークが!巨大化???進撃のビョーク!!!???」という感じなのですがこれじゃあ誰にも伝わらないので、もう少しクールダウンしたレポをお送りいたします。f:id:cosmic333:20160709214622j:image


Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験」では「シネマ」「アプリケーション」「VR コンテンツ」の3つのコンテンツを楽しむことができます。

「シネマ」では歴代のビョークのMVをシネマスクリーン、5.1チャンネルの環境で思う存分に楽しめます。フルで2時間上映なのですが、僕は1時間ほど魅入ってしまいました。通常席とは別にビーズクッションが用意されていて、寝ころがりながら楽しめるので長時間の視聴も苦痛じゃありません。大画面で展開される「Hunter」「Hyperballad」はそりゃあすごいインパクトでした。スパイク・ジョーンズが好きなので「It's oh so quiet」を大画面で見れて嬉しかったです。


「アプリケーション」の部屋では彼女の最新アルバムと同時に開発されたアプリを体験できます。このアプリは音楽教育のために発明されたものらしく、音楽の理論や構造を楽しみながら勉強できるとのこと。しかし、素人の僕には難しすぎて使いかたがわからず、ひたすらスクリーンをタップして暇をつぶしていました。北欧の学校では実際にこのアプリが音楽教育に使われているらしいのですが、本当でしょうか。

最後にこの展示の大目玉の「VR コンテンツ」。ビョークの3曲をVRで体験できます。最初の曲は「Stonemilker」。海岸で歌うビョーク。VRなので360度首を回してみてもきちんと海岸の景色。僕のすぐ隣でビョークが歌っていて「うわー、まるでビョークとデートしてるみたいだあ」と思いました。しかし、不思議と嬉しさはなかったですね。もちろん演出と歌には大感激しました。この曲中、度々ビョークは僕の周りを無邪気に移動します。油断してると「あれ!どこいった」というかくれんぼ状態になるのですが、ビョークが僕の後ろに移動すると彼女の歌声も後ろから聞こえてくるように音の発信位置がVR映像と連携していて、そのリアルな感覚に鳥肌がたってしましました。

二曲目は「Mouthmantrar」。ビョークの口の中を体験できます。目の前にはヌメヌメした粘膜、歯や歯肉が現れ、なんともグロテスク。途中でビョークが口をあけると、その歯の間からなぜかビョークの歌う姿が見えました。前衛的過ぎて理解は追いつかなかったです。しかし小さい頃に見た、ドラえもんの体調が悪くなり、口の中からドラえもんの身体に入り修理をするミニどらの気分なのでは?と自分を納得させました。

三曲目は「Not Get」。座ったまま観る他の二曲とは違い、スペースのある部屋で上からつるされているVRセットをかぶり、立ち上がりながらの体験になりました。VRをつけるとなにやら怪しげなビョークがこちらに向かって歩いてきます。僕は向かってくるビョークの脇につき彼女を色んな角度で観察していました。以外に小さかった。そんな風に思ったのも束の間「あれ?なんかでかくなってね?」。そうです、ビョークがだんだんと大きくなってくるのです。どんどん大きくなるビョーク、大きくなりながらどんどん光るビョーク、最終的には蛍のような光で部屋を視界を包んでいきます。8分ほどの体験でしたがはずして再び部屋を見渡したとき、なんだか夢から覚めたような不思議な感覚に包まれました。

ビョークの大ファンというわけではなかったのですが、改めてアバンギャルドだよなあと慄きました。ルックスもアイスランドなのに東洋人みたいな顔をしていて、なんだか神聖な感じがするんだよなあ。これを機に最新作もApple Musicで聴いてみようと思います。

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まともなVR体験ははじめてだったのですが、これはすごいなあ。歩くのが困難な方や、うまく身体が動かせない人にVRで擬似運動体験を提供したりするもいいのではないでしょうか?なかなか楽しめると思います。あと、これは腐るほど言われているけど期待するのは「エロ」への応用ですね。今回はビョークだったからあれでしたが、イケメンが隣で半裸で甘えてきてくれるVR映像が発売したら僕はボーナス全額出します。



ノリマキ